だいたいそんな感じ

アラサー独身女性が思ったことを書くブログ

ドライモンスター

人の話を聞いて「わかる〜」としか思わない。だから、自分は共感性が高いんだと思っていた。

ただ、自分のそれは「共感」ではなく「理解」であるようだ。

「同じ気持ちになっている」というより、「その状況でその気持ちになるということは理解し得る」という意味の「わかる〜」。

別に同じ気持ちになっているわけではないから、それ以上の感想は出てこない。むしろ、「理解はできました。で?何をお求めですか?」という気持ちになってしまう。

だから人の愚痴を聞くのも苦手で、特に職場が違う人の愚痴は聞いてるとグハェ〜〜〜〜ってなってその場から逃げ出したくなる。

まだ同じ職場の人の愚痴は、登場人物がわかる分同じ気持ちを共有できる。「私もそいつに同じことやられた!!ムカつくよね!!」と共感できる。

しかし、職場が違うと登場人物が1人もわからない。「うわ〜!(その状況でそんなこと言われたらムカつくのは)わかる〜!(でもその人にも事情があったのでは?知らんけど)」状態になって、うんざりしてしまう。

過去に付き合っていた人が毎日職場の愚痴を言うのに疲れてしまい、電話中に適当な相槌を打ちながらTwitterとかしてたらちゃんと聞いてないって怒られて、「毎日愚痴聞くのしんどい、私に関係ないし」と言ってしまって喧嘩になることがあったほど。

 

じゃあ私は愚痴を言わないのか?と言われると、私は「特定のコミュニティの中で発生する愚痴は、そのコミュニティ内で完結させる」というルールの元で愚痴を言っている。職場の愚痴は職場で。家族の愚痴は家族で。

 

おそ松さんの14話Bパート「トド松のライン」にて、トド松が登山などの趣味を持っていることを兄弟に言わず、兄弟たちから「なんで言わないの!?」と問い詰められたシーンで、「だって別に言ったところでそんなに興味ないかなと思って…」と答えたトド松におそ松が言ったセリフが今もずっと胸に刺さっている。

 

「一緒なんだよ、相手が興味ないだろって思うことはさ、たとえ反対のことをされても自分も興味持てないって証拠なんだ」

 

わかる〜〜〜〜〜(心から共感)

 

 

基本人の話に興味がない。

同僚のAさんと喋っていて「いや今興味なくしたでしょ、返事が適当すぎ笑」ってすぐ指摘されるくらい、どうでもよくなった瞬間意識がどっか違うところへいってしまう。

Aさんみたいにつっこんでくれる人相手なら気兼ねなく意識も好きなところへやれるけど、そうじゃない人と話すのは気を使うのが面倒なので、壁を作って必要以上に近づかないようにしている。というか無意識のうちにそうしている自分に最近やっと気づいた。

 

 

彼氏ができたりしたらそいつの話を聞かないといけないのか…?と面倒に思うので、人と付き合うこと自体向いてないのかもしれない。