だいたいそんな感じ

アラサー独身女性が思ったことを書くブログ

元彼の夢を見なくなるまで

学生時代に付き合っていた元彼の夢を、未だに結構な割合で見る。

 

 

人生で一番好きだった。

めちゃくちゃ仲良い友達から恋人にランクアップして、何年経っても一緒にいる時間が楽しくて、このまま結婚すると勝手に思い込んでいたのに、気付いたら終わってしまった。

 

向こうのやったことが許せなくて、自分から振ったのだけれど、自分から振ったせいで「向こうはまだ自分に未練があるんじゃないか、いつかまた戻れるんじゃないか」という気持ちを捨てきれないでいるらしい。

確かに別れて1年くらいは、共通の知り合いから「あいつまだ結構引きずってるよ」「君の話ばかりしてるよ」ということを聞かされたので、未練があったのだろう。

でも振られた側は、自分ではどうしようもできないとスッキリ諦めて切り替えるタイミングがあるようで、噂によると違う恋人ともう数年にもなる付き合いをしているらしい。

 

かたや振った側は、別れ話の最後で彼の言った「まぁ、お互い色んな経験をして、やっぱりコイツが一番だったなって自然と元サヤに戻ることもあるかもしれないよね」がずっとずっとずっと心のどこかに引っかかったまま年を重ね、ここまできてしまった。向こうはそんなこと言ったことすら覚えていないだろうに。

マッチングアプリや街コンや色んな出会いの場に行ったし、色んな人と会って、何人かとは実際に付き合った。

でも、どの人とも「何かが違う」というモヤモヤが取れず、結局別れてしまった。

新しい出会いがあれば元彼の亡霊を滅することができると思っていたのだけど、元彼の亡霊がいる限り新しい出会いに何も見出せないのかもしれない。

誰か助けてくれ。

もう夢も見たくないし、思い出したくない。

 

いつも見る夢は楽しかった過去の設定で、まだ付き合っている二人が焼肉を食べていたり、部屋で話していたり、バイクで二人乗りしていたり、あの頃を脳が勝手に再生している夢だった。

 

なのに昨日見た夢は、もう別れた後の、"現在"の二人だった。二人でレストランにいて、向こうから「実はさ、ずっと付き合ってた子と別れたよ。」って報告してきて、「あぁ、やっぱりな。やっぱり私たちは一緒にいるのが自然なんだよ。よかった。こうなると思ってた。」って思っていた。

思っていたら、目が開いて、見えたのは天井で、こっちが現実で、レストランは夢だった。二人が一緒にいないのが現実で、一緒にいるのは夢だった。

こんなおかしいことってない。

 

 

夢に見る元彼は別れた当時のままだけど、現実に存在している元彼はもう別れてから何年も経つ中で色んな経験をして、全く別人になっているんだろうな。だからそんな元彼の過去の姿に縋りついても意味もないってわかってるのにな、一体どうしたらいいんでしょう?誰か助けて…